脳卒中で手に麻痺のある方が車椅子を漕ぐ際に時々みかける
麻痺した方の肘がスカートガード(肘置き部分)にぶつかり、青あざやケガをする
のを肘あてカバーを作って回避する方法です。
場所としては、この肘置きのすぐ前の金属の角に肘をぶつける事が多いです。
準備するもの(プールスティック)
準備する道具は、100円ショップのSeria(セリア)で販売されているプールスティックです。
値段は税抜き100円でとても安い。
Seriaの大型店舗以外でも販売されているので、手に入りやすい商品です。
特徴は?(構造、素材、長さ、直径など)
特徴は、長さが120cmの円柱状です。結構沢山使えます。
中空構造になっています。
直径6.5cm程度です。
中空は、直径1.7cm程度です。
発砲ポリエチレンで出来ており、弾力性があるので、肘をぶつけても痛くないです。また、ボロボロ崩れる事もありません。
何を使えば工作できる?
材質は、発砲ポリエチレンで、カッターナイフで簡単に切ることができます。
売り場のどこにあるの?
このプールスティックは、お店の方に聞くと、おもちゃのコーナーに案内されたので、おもちゃコーナーにあると思います。
私が知っている店舗では、片隅に立て掛けられていたり、棚の下の方に横向けて置かれていたりします。
肘あてカバーの作り方
まず、必要な長さのプールスティックを縦に置き、カッターナイフで縦に切り込みを入れます。
必要に応じて切り込みを広げます
次に、付けたい部分にはめ込みます(車椅子は持っていないので、適当なパイプにつけています)。
車椅子にぶつかりやすい部分は、曲線なのでプールスティックを曲げる必要があります。
まず、このように斜めに切り込みを入れます。
切り込みの部分で曲げます。
後は、必要に応じて調節して車椅子に取り付けて完成です。
これで車椅子を漕ぐ時に肘がぶつかって青あざやケガをする事は防げるはずです。
注意点
注意事項としては、必ずプールスティックを取り付けた状態で、車椅子を漕いでみたり、車椅子の乗り移りが安全であるかを確認する必要があります。
プールスティックで作った他のグッズ
・シルバーカーの持ち手を太くするグリップ
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