ご家族様に介護が必要になり、介護で仕事を休まないといけない!!どうしようか??
という時に
仕事を一定期間休めて なおかつ 介護休業給付金を
受ける事ができます。
ここでは、介護休業給付について説明しています。
どういう時に利用できるか
2週間以上にわたり常時介護を必要とする状態にある家族を、介護するために休業する時に利用できます。
*2週間以上でなくてもよいようです。
*要介護状態の事です。ただし、介護保険の要介護という意味かは不明
受給資格は?
受給資格としては、
・雇用保険の被保険者
・介護休業を開始した日前2年間に被保険者期間が12か月以上必要
です。
使用する保険制度
雇用保険制度です。この中の介護休業給付になります。
雇用保険 > 失業等給付 > 雇用継続給付 > 介護休業給付
詳しくはこちらです。
どこで手続きをするのか?
在職中の事業所を管轄するハローワーク
*原則として事業主経由で行う。本人が申請手続きを行う事も可能
*申請書の提出は、一回の介護休業が終わった後
どの程度の金額を貰えるのか
休業開始時賃金日額(※2)×支給日数(※3)×67%
だいたい、
・平均して月額15万円の給与の場合、支給額は月額10万円の程度
・平均して月額20万円程度の給与の場合、支給額は月額13.4万円程度
・平均して月額30万円程度の給与の場合、支給額は月額20.1万円程度
どれくらいの期間貰えるのか
支給対象となる同じ家族について93日を限度に3回までに限り支給されます。
*3回に分割して取得可能だが、合算して93日という意味
どれくらいで入金されるのか
支給決定日から1週間程度で振り込まれる
⇒介護休業後に申請をする。このため、介護休業後の振り込みになる
わからない時の問い合わせ先
介護休業給付は雇用保険の事になるので、詳細はハローワークで良いと思います。
こちらに詳しい内容は書いています。
お得な情報
父の介護で介護休業給付を受けたいと思った時、子供が2人いれば、支給要件を満たしていれば2人とも介護休業給付を受ける事ができる。
⇒支給条件を満たしていれば、長男が93日介護休業給付を受けた後に次男が93日介護休業給付を受ける事もできる。結局、93×2日(186日)の間、介護ができる。
注意点
・2020年度9月に作成した記事です。制度が変更になっている可能性もあるのでご注意ください。
・「こういう制度があって、ひょっとしたら使えるかもしれない」程度にまとめています。詳細に関しては必ず問い合わせて確認してください。
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