5年使ったエムピウのミッレフォッリエ2 P25ナポリをラナパーで手入れしましょう!
防カビや撥水効果を持たせれば、もっと味わい深いお財布となり、愛着も長持ちもするはず!!
エムピウの手入れについて
エムピウの公式サイトでは、メンテンナンスは、天然の皮革自身に油分を含んでいるので、専用ブラシや乾いた布で磨けばよいとあります。一日に汚れを払うぐらいで良いです。
革が少しカサついてきたかなと感じたらラナパーを塗布する程度で十分です。
実際、私は5年間使用する中で一回も手入れしませんでしたが、経年変化で味のある色合いとなり、使用し続けることができています。
手入れに必要な道具
エムピウのミッレフォッリエ2 P25の手入れに必要な道具は、
・ブラシ(必要であれば)
・ラナパー
です。
ラナパー
【汚れを落とすなら必要】ブラシ
カビや汚れがあれば、事前にブラッシングする必要があります。
まぁ、エムピウのミッレフォッリエ2 P25は、財布なんで汚れていないだろうけど
【公式サイト推奨ケア用具】ラナパー
エムピウの公式サイトでは、メンテナンスのケア用品として、ラナパーが紹介されています。
以下にラナパーの特徴を記載します。
・ビーズワックス(蜜ロウ)とホホバオイル(ホホバの種から搾油されるオイル)などの天然由来成分を配合しており、ほとんど匂いがない。
・表面の保護や艶出し、撥水効果が得られる。
・カビが生えにくくなる。
・ベトベトしないので、拭き取り作業が必要ない(ベトベトするほど塗ると塗りすぎ。靴1足に対して0.4g程度)
・手垢・シミなどは取れない(クリーニング材ではない)
・ドイツ製である。
【参照・参考:ラナパーの取り扱い説明書】
【エムピウの手入れ手順】
革の汚れを落とす
カビや汚れがあれば、ブラッシングします。
エムピウのミッレフォッリエ2 P25は、お財布なので、汚れやカビはないとは思いますが・・
ラナパーを塗布する
ブラッシングが終わったら、ラナパーを塗布していきましょう。
公式サイトによると、ラナパーは、植物成分を主体とするクリームなので、柔らかな布地や清潔な指で塗ればよいそうです。
私は指で塗ることにしました。ラナパーを塗ろうと思って、指を突っ込むと『あっ、固っ』。結構固い。本当に塗ると伸びるのかな??と思いました。
だいたい半面を塗るのに、指先に薄っすらつけて、3回ぐらいで塗り終わりました(下図の左半分)。本当によく伸びますね。
これぐらいの量で塗布できるなら、ラナパーは少しあれば十分ですね。
革もベタ付いていないし、確かにラナパーを拭き取る必要はないですね。
ラナパーの色は黄色っぽいけど、塗ると透明です。また、匂いも感じませんでした。
小銭入れは、少し複雑な構造をしているので、スポンジを利用して隅々まで塗布しても良いと思います。
ラナパー付属のスポンジ(硬めのどこにでもあるようなスポンジ)
ラナパーで手入れ後はどうなるか?
手入れ「直後」の状態
ラナパーを塗布した直後は、こんな感じで、塗ると光沢が増しています。
塗布直後
*左側が塗布した場所。右側は塗布していない場所
そして、1時間半後に見ると、塗った場所との違いが判らないほど光沢は落ち着いていました。
手入れ後「2日目」の状態
手入れ後「2日目」は塗布した場所との光沢の程度は違いがわかりませんでした。
よく目を凝らしてみると、塗布した場所の深みが増していることがわかると思います。
2日後
*左側が塗布した場所。右側は塗布していない場所
元々のエムピウの革の色合いを維持できていますね。
これで防カビと撥水効果が得られるなら、十分です。
手入れに必要なラナパーの量は?
今回、エムピウのミッレフォッリエ2 P25の手入れに必要だったラナパーの量は、なんと1グラムです
(秤の精度が悪かったので、本当は1グラム以下の使用量)
本当にわずかな量で塗布できます。
説明書にあるようにラナパーは、よく伸ばして塗ることができますね。
「財布のみ」を手入れするなら、5mlで十分。最低4回は手入れできます。
「財布」と「他の革製品」の手入れをするなら、100mlあれば十分(革靴1足に対して0.4g程度必要)
恐らく、個人使用では、250mlも必要ないと思う。
余談
使用したラナパーの量の計算は・・・
購入時のケースに入っているラナパーの量(209g) - エムピウのミッレフォッリエ2 P25に塗った残りのラナパーの量(208g) = 1g
で算出しました。秤は、小数点以下を測定できなかったので、1グラム未満の使用量ということになっています
【まとめ】
*左半分が塗布した場所
【まとめ】
・エムピウのミッレフォッリエ2 P25の手入れには、公式サイトではラナパーが紹介されている。
・ラナパーはベタつきが少なく、植物成分主体です。
・エムピウのミッレフォッリエ2 P25の手入れには、ラナパーは1g程度で十分(実際は1g以下)
・小銭入れなどの複雑な場所に塗布するには、スポンジで塗るのがおすすめ。
・ラナパーの色は黄色っぽいが、塗布すると透明になるので、元の革の色合いを維持できる。
・ラナパーで手入れをすると、防水・防カビ・撥水効果が得られる。実際に塗ると、深みが増す。
「財布のみ」を手入れするなら、5mlで十分。最低4回は手入れできます。
「財布」と「他の革製品」の手入れをするなら、100mlあれば十分(革靴1足に対して0.4g程度必要)
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