第2種電気工事士の技能試験で気をつけること

令和4年度の第2種電気工事士の下期の技能試験を実際に受験してみて、技能試験で気をつけると良い事をまとめています

私は電気工事はやったこともないし、工学系の学校を卒業したこともないので、初めての挑戦です。

技能試験の為に必要な準備物

作業用工具

持ち込み可能な工具

電気工事士の技能試験で持ち込める工具は、『電動工具以外の全ての工具』となっています。
結構なんでも持ち込めますね。

また、必要最低限の工具として

ペンチ、ドライバ(プラス、マイナス)、ナイフ、スケール、ウォーターポンププライヤ、リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711: 1982・1990・1997適合品)

が、指定工具とされています(必ず必要というわけではなく、その機能を持つ別の工具でも良い)。

私が持ち込んだ工具

私が技能試験で持ち込んだ工具は、

ペンチ、ドライバ(プラス・マイナス)、電工ナイフ、メジャー、ウォーターポンププライヤー、リングスリーブ用圧着工具(AK17MA2)マスキングテープVVFストリッパー(P-958)


*電工ナイフの写真がないのは、撮り忘れたからです(持ち込みました)。

マスキングテープはメジャーを机に止める為に使用しました。こうした方がケーブルの長さを測りやすかったです。

VVFストリッパー(P-958)は必須だと思います。ペンチ(ケーブル切断)と電工ナイフ(ケーブル外装の剥ぎ取り)の役割を兼ねるので、試験中の工具の持ち替え時間の短縮ができます。また、ランプレセプタクルや露出コンセントの結線に必要な「輪作り」にも利用できます。

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【セット購入がお得かも】おすすめの工具

私は、家にあった工具に加えてリングスリーブ用圧着工具、マスキングテープ、VVFストリッパー(P-958)、メジャーを追加購入しました。

しかし、全く工具を持っていない方にとっては、必要な工具を一つずつ購入するとそれなりの値段になってきます(間違った物を購入してしまうこともある)。

それならば、電気工事士用の工具としてホーザン株式会社から工具のセット販売がされているので、セットで購入する方がお得だと思います。

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色々なセット販売がありますが、基本工具VVFストリッパー(P-958)があれば十分だと思います。
 
また、私はウォーターポンププライヤーを持ち込みましたが、合格マルチツールDK-200を持ち込んだ方が良かったと思いました。
技能試験の公表候補問題の13個のうち、ウォーターポンププライヤーを使用する問題は2問でした。
この2問の出題される確率は2/13で低い事と試験会場の狭い机の上ではウォーターポンププライヤーが場所を取ったので、代わりの機能を持つ小型のホーザンの合格マルチツールDK-200の方が良い気がします。
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練習用の部材

私が使用した練習用の部材


練習用の部材としては、自分でホームセンターやインターネット通販のまとめ買いを利用して購入しました。

私が購入した部材は、こんな感じでした(令和4年度技能試験用)。

部材の種類型番値段(円)
リングスリーブ小VAES25P2(25個入)266
リングスリーブ中EM20P1(20個入)179
連用片切りスイッチWN50011142
連用3路スイッチML1113W2436
連用4路スイッチML1114W1725
位置確認灯内臓スイッチML1311W1312
連用パイロットランプML1310W1363
露出形コンセントWK1012W1179
連用コンセントML1211W1103
連用2口コンセントNDG2122WW1161
連用接地極付コンセント(20A250V)WN19221508
連用設置極付接地端子付きコンセントWN11311513
連用取付枠ML1511270
端子台(6P)T10061432
配線用遮断器(100V,2P1E)BS11121902
ランプレセプタクルMR23011171
引掛けシーリング(丸型)WG5015W1190
引掛けシーリング(角型)WG1000P193
アウトレットボックスDS37441183
ゴムブッシング(19mm用)GB-19H1(4個入)125
ゴムブッシング(25mm用)GB-25H1(4個入)194
ねじなし金属管用ボックスコネクタDS02192190
絶縁ブッシングDS1719140
PF管用ボックスコネクタDMP16KN1116
差込型コネクタ(極数4)QLX405P1(5個入)114
差込型コネクタ(極数3)QLX305P1(5個入)90
差込型コネクタ(極数2)QLX205P1(5個入)75

PF管とねじなし金属管は購入しませんでした(短いのが売ってなかった)
 
 
送料や最安値商品を探しましたが、ケーブルを除く部材だけで6772円でした。そして、ケーブルはホームセンターで約4000円必要でした。

安く済ませようと思っていましたが、結局11000円位でした(ケーブルが意外と高い・・・)。

比較的安価ではありましたが、部材を一つずつ探して回ったり、型番を通販サイトで検索する時間の方がもったいなかったと思いました。
 
 
私がネット通販で購入したお店
電材堂
測定器・工具のイーデンキ

セット購入が時間と労力の面でおすすめ

私は自分で練習部材を全て揃えましたが、結局は11000円位必要でした。しかも、足りない部材もありました。

結局のところ、セット販売で購入する方が時間と労力を考えると、安上がりになると思いました。ホーザンから販売されている練習用部材を購入した方が良いと思います。

注意点としては色々なセット販売があるので、間違えないようにしましょう!!
ポイントとしては、「ケーブルと部材のセットか?」、「受験する年度となっているか?」を必ずチェックしましょう。
そして、1回分のセットの購入で十分です。
1回練習すると、ケーブルは長さは短くなりますが、短くなったケーブルで2, 3回と練習できます。「1回分のセット」となっているかを確認しましょう!

時計

試験会場には時計が無いこともあります。
必ず時計を持っていきましょう

ただし、持ち込みできる時計は、電卓機能やスマートウォッチなどの通信機能を持つもの、アラームなど音が出るものは持ち込めないので、注意が必要です。
 
 
普段は、スマホで時間を確認しているし、いざ時計を持っていこうと思うと、意外と手元になかったりしますので事前に準備しておきましょう。

【購入する必要はない!】参考書

参考書は購入していましたが、ほとんど使用しませんでした
 
 
ホーザン株式会社のユーチューブ「電工試験の虎_ホーザン」を1.4倍速で見ながら勉強しました。
 
 
候補問題の全てについて、複線図の書き方、施工方法、工具の使い方について詳細に解説しているので、参考書は買わなくてもよかったなと思いました。

特に私の場合は、VVFストリッパーの使い方が間違っていたので、とても参考になりました。

技能試験の練習の方法

複線図を書くコツ

私が複線図を書く時に注意をしていた点は、以下の通りです(以下に3分40秒で書いた複線図を示しています)。

複線図を早く書けるようにする
本などを読むとだいたい2~3分で複線図を完成すると書いてある。しかし、私はどんなに頑張っても3分30秒~4分が必要だった。本当にこれで大丈夫か?と思いましたが、これぐらい時間がかかっても大丈夫でした。早く書けるように、毎日2問は時間を測りながら複線図を書いていました

・複線図は、問題用紙の空いた場所に書くので、A4用紙を二つ折りにした紙で複線図を書く練習をする

色ボールペンは持ち替える時間がもったいないので、電線の色は、「B(非接地線)」「W(接地線)」「R」と記載して色をわける
⇒4色のフリクションボールペンで電線を色分けしようと思って最初は行っていたが、色を変える時間がとても面倒だったので途中でやめてしまいました。

ケーブルの長さは数値に丸を書いて間違えないようにする

コンセントのある位置は、左側を接地線(白線)にする
⇒実際に連用コンセントを連用枠に取り付けると左側が接地極となる為

連用3路スイッチの0番には、非接地線(黒色)にする

候補問題で上手く複線図がかけず、失敗した内容を書き溜めておく
⇒試験直前に読み直すと失敗が起こりにくくなります。

私が書いた複線図(3分30秒で作成)

私がよく間違えた所

私がよく間違えて書いてしまった所は、

・ケーブルの太さを見落として、結線のリングスリーブの刻印を間違う。
・施工省略の部分の複線図を書き忘れる。
・パイロットランプの複線図を書く時に混乱してしまい、複線図を間違える。

でした。

施工のコツ

ランプルレセプタブルと露出コンセントの結線が上手くできないと焦ってしまうし、時間もかかるので、この練習を徹底的にすると良いです。特に意識して練習や注意しておくと良いのは、以下の通りです。

輪作りは失敗しやすいので、毎日5回くらいは練習をしていました

露出コンセントの外装被覆は必ず物差しで3cm測定してから剥くようにしていました
おおよそ3cmとすると、高確率で輪作りを失敗してしまいました。失敗するとその修正でもう一度やり直す必要が出てくるので、厳密に測る方が結局は早く完成しました。

試験では、緊張して手が震えるので、ネジが上手く回せず、机に落としたりしたので、何度も練習して自信をつけておく必要があります。

試験の本番時の注意点

材料確認時

試験開始前に材料を確認するように言われます。

この時に注意しておくと良い事は、

・ケーブルは丸まった状態で配布されるので、ケーブルを真っすぐするようにして、クセ取りをしておく。
配布された材料から候補問題がわかるので、複線図を大まかに思い出し、失敗しやすい点を思い出しておく
材料の入っていた段ボールは、床に置くと机の作業スペースが広く使える

試験の時間配分

令和4年の第2種電気工事士の技能試験の試験時間は、40分でした。

私の場合、時間配分は、

複線図作成(3分30秒~4分)
施行時間(約26分)
見直し時間(約10分)

何回やってもだいたいこれぐらいの時間となりました。

複線図作成に参考書に2分となっていたので、時間がかかりすぎている!!と思って焦っていました。

間違うと修正に時間が必要となってきます。
見直しに時間配分するよりも、間違いをしないように確認をしながらしっかり作業する方が大事だと思います。

アウトレットボックス内や電線接続

アウトレットボックス内や電線接続の注意点は、こんな感じです。

・ゴミ捨て用の袋が配布されているが、試験時間中はケーブルの外装被覆を捨てなくても作業は十分できる(試験終了後にゴミ捨てできる)。

・電線を結線する際に間違った電線を結線しないように2回くらい確認してからリングスリーブや差込コネクタを使用する間違った電線を結線すると、修正に時間がかかるので、時間がかかっても適切な結線ができるように確認して、ミスをしない方が時間が少なくて済む

リングスリーブや差込コネクタは密閉された袋に入っていた緊張して手が震えていたので、勢い余って袋を破る時に机にまき散らしてしまったので、注意が必要。

【まとめ】

・技能試験の作業用工具や練習用部材は、ホーザン株式会社のセット販売を利用する方が、労力と時間の短縮になる。

・参考書は必要なく、ホーザン株式会社のユーチューブ「電工試験の虎_ホーザン」で十分に勉強ができる。

・複線図は毎日練習して、失敗しやすい事例を書き記し、試験前に復習する。

・ランプルレセプタブルと露出コンセントの結線は十分に練習しておく。

・電線の結線は、十分に確認して結線し、失敗しないようにする。

・試験本番は非常に緊張して手が震えて思った通りに作業が進まない可能性があるので、十分に練習をしておく。

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