自作ルアーを型取りして複製をしてみよう(シリコーンなど必要な材料と費用)

せっかく自作したルアーを使って釣りをしたら根掛して無くしてしまった。そんな事ありませんか?

そこで、無くしてしまう前に自作ルアーをシリコーンで型取りして、複製してみましょう!!

まずは、シリコーンで型取りをする際に必要な道具総費用についてまとめましょう。

原型

今回、複製する原型は、自作ルアーを想定したこの原型。いきなり自作ルアーでやって失敗したくないので、ウキ制作用の発泡材を、自作ルアーのサイズに削ってみました。

今回の原型サイズは、

縦1.5cm × 横 5.5cm × 高さ 1.5cm

体積: 12.4cm^3 でおおよそ12.4mL
 
 
ちなみに、おおよそ
縦1cm × 横1cm × 高さ1cmの立方体は、

1cm^3 = 1mL

です。

シリコン(ウェーブ・シリコーンゴム,硬化剤)

自作ルアーの原型を型取りをする為に使用します。

シリコーン

硬化剤

シリコーンと硬化剤を混ぜる20分ぐらいまで型枠に入れたり作業が可能約12時間後に完全に硬化します。
 
 
今回使用したシリコーンが完全に硬化すると、硬さは「硬め」と「軟らかめの」中間ぐらいになります。硬化後の状態を見る限りでは、結構硬い。使いまわしは結構できそう。
 
 
シリコーン硬化後の色はこんな感じ。やや薄いピンク色かな。

硬化中に気泡がどんどん抜けていくので、実際に使ってみた感じでは、真空脱気はしなくても大丈夫だと思う(私はしなくても満足する出来栄えでした)。

今回の原型で使用した量は、片面で120g必要でした。なので、片面×2回で240g使用。
*80gでもできなくもないです。
 
 
今回使用したシリコーンの情報はこちら
ウェーブ・シリコーンゴム 1kg (硬化剤付き)
ブランド: ウェーブ(Wave)
内容量:主剤1kgと硬化剤10g
製品コード:OM-143
危険物情報:可燃性液体類、指定可燃物、シリコーン混和物
引火点:268℃

硬化剤を買い足す事もできます(上記を購入すれば必要な量の硬化剤はついています)。

計量カップ

計量カップは、シリコーンを量るために使用。

今回使用したシリコーンの量は、一回に120gなので、120mlが量れる計量カップでいいと思う

こんなに大きな計量カップでなくても大丈夫。

この計量カップの中で硬化剤を入れて混ぜると硬化して、シリコーンをベロっと外せるので、使用後に洗う必要はないです。

はかり

はかりはシリコーンの量を量るために使用。

使用したシリコーンを一回ではかるのは、120g。
家にある料理用のはかりでよいと思います。

ヘラ

ヘラは、シリコーンと硬化剤を混ぜる時に使用。

シリコーンを混ぜる時は少し力が必要なので、少し幅広のものが混ぜやすい
今回使用したのは、幅4.5cmだけど、幅3.0cm位の方が使いやすそう

これぐらいの幅のヘラが使いやすいと思います。

型枠

シリコーンを流し込む為の型枠作成の為に使用。
下の二つを使って型枠を組むとこんな感じです。

Mr.型取りブロック(VM004)

Mr.型取りブロックのブロック1つはこちら。これが102個入っています。

寸法はこんな風な感じです。

今回使用したブロックの数は、11個×4段で44個使用。実際の所11個×3段でもできたので、最小で作るのなら33個で大丈夫です(シリコーン量は少し減らさなければいけないかもしれません)

ブロック44個で作成した型枠

今回使用したブロックはこちらです

Mr.型取りブロックプレート(VM007)

ブロックプレート(4枚)ブロックキャップ(26枚)からなる。Mr.型取りブロックにかぶせて使用

ブロックプレート(4枚。連結可能です)

寸法

ブロックキャップ(左側が24個, 右側が2個入っています)

寸法

ブロックキャップをブロックにかぶせるとこんな風になります。

寸法

今回使用したブロックプレートはこちらです。

粘土(ほいく粘土)

模型を埋めるために使用します。

今回使用したのはほいく粘土お湯で湯せんすると柔らかくなってとても扱いやすい。もちろん、原型も埋め込みやすい。一方で冷めると固くなるので埋め込んだ原型が外れにくいので、外れて失敗する事もないです

今回使用した原型では、約200g使用しました。使いまわしができます。

これを使用しました。500gあるので、これで十分です。

乾電池

片面とシリコーンを合わせる時に粘土に穴を開ける時に使用。詳細は、また次回にでも説明します。市販ストローの大きさでは失敗したので、簡単にすぐに手に入るちょうどよい大きさは?というと単三電池かなと思って使ってみました。

単三電池で粘土に穴を開けた所

ストローと単三電池の比較

剥離剤(Mr.シリコーンバリアー(VM008))

シリコーン同士の付着防止の為に使用。

これを使用しました。量はたくさんあるので、何回でも使えると思います。

ふで

剥離剤を硬化したシリコーンに塗る為に使用

シリコーンでの型取りに必要な道具(かかった総費用)

原型をシリコーンで型取りするのに必要だった道具の総費用は、

ウェーブ・シリコーンゴム1kg(硬化剤付き)3473円(実際は220g使用なので764円)
はかり(家ので代用)0円
計量カップ(100円ショップで購入)110円
ふで(100円ショップで購入)110円
ヘラ120円
Mr.型取りブロック(VM004)748円
Mr.型取りブロックプレート(VM007)700円
ほいく粘土257円
乾電池(家にあったもの)0円
Mr.シリコーンバリアー(VM008)798円

合計は、6316円

このうち、メインの消耗品は、シリコーンなので、2回目以降は、約764円で原型の型取りが可能です。

ヘラはこれぐらいの幅がいいと思います。

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