M.2 SSDを購入して、外付けM.2 SSDにしようとした場合、M.2 SSDケースが必要となってきます。
そこで、M.2 SSDケースを探すと、玄人志向とORICOの製品が見つかると思います。
玄人志向とORICOでは、ORICOの方が安いけど、どちらを購入すればいいの?と思ったことはないでしょうか?
私は思いました。で、どっちも購入する機会があったので、玄人志向とORICOのM.2 SSDケースの違いをまとめてみます。
玄人志向とORICOのM.2 SSDケースの大まかな違い
*上は玄人志向、下はORICO
今回比較する玄人志向とORICOのM.2 SSDケースの大まかな違いは以下の通りです。
ほんのわずかにORICOの方が大きいです。
メーカー | 玄人志向 | ORICO |
モデル | GWM.2NVST-U3G2CCA | M2PVM-10Gbps (箱にはM2PVM-C3と書いてある) |
対応SSD | M.2 NVMe (PCIe Gen3x4/Gen3x2) 接続SSD (M-Key/B&M-Key) ※内部接続PCIe Gen3x2 M.2 SATA接続SSD (B&M-Key) 両対応 |
NVMeおよびSATA M-Key / B+M KeyインターフェイスのM.2 SSD |
対応SSD | Type 2280 / 2260 / 2242 / 2230 | Type 2280 / 2260 / 2242 / 2230 |
サイズ | L10.7×H1.2×W2.9cm(突起部除く) | L10.8×H1.35×W2.95 |
玄人志向とORICOの実際に感じた違い
ボディの素材が違う
玄人志向とORICOのボディの素材は違っています。
*上は玄人志向、下はORICO
M.2SSDに付属の熱伝導シートを貼り付け、天板のアルミボディシートで放熱するのは、玄人志向もORICOも同じです。
しかし、身の部分(底面と側面)が違っています。
玄人志向は、身の部分もアルミボディですが、ORICOは「ABS」となっており、素材の熱伝導率が違います。
ただし、玄人志向もORICOもM.2SSDを取り付ける基盤(下の図)は、身の部分(底面)とは直接接触しないので、アルミボディとABSで放熱性能に違いが出るのかは不明です。
*これは玄人志向のM.2SSDを取り付ける基盤
ちなみに、私は玄人志向のケースでは、このM.2SSDを取り付ける基盤に熱伝導シートを貼り付けて底面と引っ付けています。
放熱効果はあるかは不明だけど・・・理屈の上では多少はあるかな??
私が貼り付けた熱伝導シートはこれ↓
値段が違う
玄人志向とORICOでは、値段が違います。
2024年1月のamazonでの値段は、玄人志向は3283円、ORICOは2699円とORICOの方が安いです(使用されている素材の違いが大きいのかな??)。
付属のドライバーでネジ穴がつぶれる恐れがあるというレビューについて
玄人志向もORICOでも、特殊なネジ(トルクスネジ)が利用されているので、付属のドライバーを使用する必要があります。
どちらのドライバーにもT5 × 30mmと同じ記載があるので、トルクスネジ用のドライバーだと思います。
Amazonのレビューでは、付属のドライバーで無理にネジを回すと、ネジ穴がつぶれてしまうことがある(玄人志向、ORICO両方のレビューで)。という内容が書いてありました。
私の場合は、ORICOの付属のドライバーの先がわずかに小さく、ネジを回すとネジ穴がつぶれそうでした。
そこで、玄人志向に付属していたドライバーで回そうとするとピッタリでネジ穴をつぶすことがなく作業できました。
これは、ネジやドライバーの個体差でたまたまこうなったのかな?と今では思っています(2024年1月の時点での話)
上が玄人志向の付属のドライバー、下がORICOの付属のドライバー
まとめ
玄人志向とORICOのM.2SSDケースの違いをまとめてみました。
・玄人志向の方がわずかに小さい。
・玄人志向はオールアルミボディとなっている。
・ORICOの方が値段が安い。
でしょうか。
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