JAPANNEXTのウルトラワイドディスプレイのサイズと設置スペース、仕様ガイド【JAPANNEXTのJN-i375C144UQR-H】

JAPANNEXTの37.5インチウルトラワイドディスプレイ(JN-i375C144UQR-H)は、広々とした作業スペースを提供し、効率的な作業環境を実現します。

この記事では、「スタンドやモニターアームを使用した際の設置スペースの違い視認性への影響」、「ディスプレイの曲率」、「VESAマウントの仕様」を詳しく解説しています。

ディスプレイサイズ

JAPANNEXTの『JN-i375C144UQR-H』は、37.5インチのウルトラワイドディスプレイです。

ウルトラワイドディスプレイは、16:9のディスプレイよりも横に広いため、設置スペースを十分に確保する必要があります。

横幅、高さ、奥行き

ディスプレイのサイズは、スタンドも含めると以下の通りです。

横幅:90.2cm
高さ:47.8~57.8cm
奥行:30.8cm

横幅

高さ
最も高くした状態

最も低くした状態

奥行

他のものとの比較

*サイズ感を視覚化するために、A4用紙や350mLの缶を参考にしてください。

スタンドとモニターアーム使用時のディスプレイ高さの比較

ディスプレイの高さと視認性への影響

ディスプレイを下げるほど、視界の中に画面が入り、見やすくなります。

そのため、「ディスプレイの下にあるスペースを最小にし、ディスプレイの高さを下げる事」が重要です。

スタンド使用時

ディスプレイの高さを最低の高さにすると、高さは、47.8cmとなります。

この時、ディスプレイの下のスペースは、約5.9cmとなります。

身長180cm以上の方には視線を自然な位置に保つことができると思います。しかし、180cm未満の方の場合、画面の上部を見る為に首を上に向ける必要があるかもしれません
*厳密には、座高の高さによって左右されると思います。

モニターアーム使用時

モニターアームを使用すると、ディスプレイを2.5cm下げることができ、高さは45.3cmとなります。

モニターアームの使用時

もっと下げることも可能ですが、付属のコードを使用する場合はこの高さが限界です。コードを無理やり曲げる事になるからです。

私の身長は175cm前後です。モニターアームを使うことで、ディスプレイが低くなります。この結果、ディスプレイを見上げずに済み、首が疲れることが軽減されました。
175~180cmぐらいの方であれば、疲れが軽減する可能性があります
 
 
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「重量」と「モニターアームの選定」

ディスプレイの重量の詳細

ディスプレイのみの重量

ディスプレイのみの重さは約6.4kgで、比較的軽量です。

しかし、モニターアーム選定には注意が必要です(詳細は以下に記載)。

ディスプレイとスタンドの総重量

ディスプレイ+スタンドの重さは、約8.1kgです (実測値) 。

一般的な同サイズのウルトラワイドディスプレイは12kg前後ですが、JN-i375C144UQR-Hは約8.1kgと比較的軽量です

スタンドの重さ(1.7kg)

適切なモニターアームの選び方

2024年度時点で発売されているモニターアームは、耐荷重5~10kg未満が多いので、このディスプレイの重さ(6.4kg)に耐えることができます。しかし、対応モニターサイズは32インチ以下が多く、使えない事も多いのです

この為、モニターアームを使用するには、最大対応モニターサイズをチェックする必要があります

私の使用しているモニターアームは【JN-ARM-GM112XDV】です↓ 37.5インチクラスのディスプレイに対応したモニターアームは意外と少なく、選ぶ際には注意が必要です。

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VESAマウントとネジの仕様

VESAの規格

このディスプレイのVESAの規格は、100×100mmです。

ネジ穴の深さは、上2つが、13mm。下二つが28mmです。

ネジの仕様

VESAマウントに使用できるネジは、M4×8(付属しています)です。

付属しているネジ(M4×8: ネジの太さ4mmで長さ8mm)

親切な事にVESAスペーサーも付属しています。

VESAスペーサー

曲率と視線の範囲

曲率

このディスプレイは曲面型で、曲率は2300Rです。これは半径2.3mの円周の一部であることを意味します。

ディスプレイを上方から見た写真

私の場合、用途は、Word, PowerPoint, Excel, ブログ記事の投稿, 動画編集が主体なので、この曲率でも問題なく使用できています。

視線の範囲【私の使用例】

私の場合の視線の動きを紹介します。これがすべての人に当てはまるわけではありません。
身長や使用環境によって見え方が異なるため、ご注意ください。
 
 
私の場合、視線も首も動かさずに見える範囲は、以下の約59cmです。

この範囲を超えると視線や首を動かさねばならず、画面の端を見るのが難しくなります

普段は、左側のスペースでWord文章作成やPDFの閲覧を行い、右側のスペースでは理解できない用語をネット検索したり、ファイル操作を行ったりしています。このようにウィンドウを同時に開くことで、効率的に作業を進めることができています。

視線も首もふらなくても見える範囲

まとめとおすすめポイント

JAPANNEXTのJN-i375C144UQR-Hは、広い作業スペースを確保し、快適な作業環境を実現するおすすめのディスプレイです。特に、このディスプレイは同サイズの他のモデルと比較して軽量となっています。

身長180cm以上の方には、ディスプレイを見上げる必要が少なく、快適に使用できると思います。また、175~180cmの方は、モニターアームを利用することでディスプレイの高さを下げられ、視線を自然な位置に保つことができると思います(厳密には座高の高さ次第だと思います)。

ただし、ディスプレイサイズが大きいため、モニターアームを選ぶ際は対応サイズをしっかり確認することが重要です。

JAPANNEXTのJN-i375C144UQR-H

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JN-IPS401UWQHD144-C90Wの方が最低の高さが2cmほど低く、40インチウルトラワイドモニターなので良いかもしれません(値段も安いし)。

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