【POD】クルマを売りたいなら、クルマの話はやめなさい! [ 高塚苑美 ]
アルファロメオのトップディーラーの高塚苑美氏の本になります。
本自体は、車のセールスの話なのだが、そこで重要となってくるのが、相手に共感する事。これは、セールスに限った事ではない。
理学療法士も同じで患者さんの話に耳を傾け、共感する事がとても重要。
この本を読むと少し共感力はアップすると思います。
他にも普段の業務で参考になった点を解釈してまとめてみます。
気が合うなぁと思われる話し方のコツ
患者さんの話し方を観察し、早さや声の高さを合わせる事で共感を得る事ができる。相手の話すペースを乱さないようにする。
⇒よく実習生や新人さんに伝えるのだが、話し方や抑揚は、患者さん毎に少しずつ変え、患者さんが話しやすい状況を作るようにすることが必要です。そのために共感力は必要です。
共感し、傾聴する一方で理学療法士としては、元々、どういう生活をしていて退院時にはどれくらいの動作能力が必要なのか?を冷静に考える為に、適切な質問を行い、家屋状況や普段の生活の様子を収集する必要があるからです。
共感できる表情を作る方法
PCの横に大きい鏡を置いて自分の表情を常にチェックする。
⇒理学療法士は対人関係の仕事だと思うので、表情豊かな事はとても大事。
新しい動作ができた時、できなかったことができた時、表情のない顔で「できましたね」と言われても共感は得られにくい。
*今度、モニターアームに取り付けられる鏡でも作ってみようかな
なぜ成功したかを考える
普段の生活の中で、なぜ失敗したか?は考えやすいが、確かに何故成功したか?は考える事が少ない気がします。
ただし、理学療法士としては、治療アプローチに関しては何故、失敗したのか?を考える事が重要な気がします。
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