後輩や実習生の自主性を引き出す方法!!(目からウロコのコーチング)

後輩指導や実習生指導にティーチングをしてしまう。
それの方が早く結論に行きつく気がするから・・・

しかし、それでは自主性が育たない。
どうしたものか??という事で読んだ一冊。
目からウロコのコーチング なぜ、あの人には部下がついてくるのか? (PHP文庫) [ 播摩早苗 ]を読んで受け取った内容です。

 
コーチングとは
会話の中で相手の優れた能力を引き出し、前進をサポートし、自主的に行動することを促すスキル。
まぁ、会話の中で相手が答えを導きだし、それを実行するって感じかなぁ。

〇相手に仕事を任せればいいが、自分がした方が早く終わる・・・で、自分が仕事を抱え込んで、ノイローゼになる。一方、自分も命令されると嫌々やらされる感じで受け取りダラダラやってしまうし、結果も出ないことが多い。

自分が仕事をやれば、最短の方法で100%の達成率で実行できるかもしれない。だが、全ての仕事を一人でこなすことは不可能。
相手に命令するとモチベーションが低い場合は、その達成率は20%かもしれず、役にたたないかもしれない。
コーチングによって相手が自主的に導き出した方法なら意欲的に仕事ができ、50%の達成率になるかもしれない。
結果としてコーチングの方がよい
⇒こういう考え方を持つことが重要だと思いました

 
〇コーチング最中に沈黙が生じる
⇒相手が沈黙を破り、解決方法を口に出すまでひたすら待つ。相手を信じきれていないから、沈黙を破って自分で話をしてしまう

 
〇コーチングにおける注意点
・コーチと相手は対等
・解決方法を自分が見つけて、相手に提案する事ではない。
・必要な情報だけを聞き出すのではなく、相手の話を100%理解する。
・相手の話をとって喋り、結論を先に言わない。
・相手の話を途中で遮らない。
・相手の発言のあら探しを言わない。
・コーチング中、思いついたことや興味のあることを質問せず、最後まで相手の話を聞く。

 
*この本を読んで思いましたが、コーチングとは本当に忍耐力がいるなと・・・自分の話したい!!という欲求を抑え込んで、ひたすらに相手の言っている事を理解し、聞き続け、相手が答えを見つけるまで待つ。コーチングができる人って凄いなぁ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました